田村尚子
たむら なおこ
彫金
鏨(たがね)を用いて金・銀・銅などの金属に文様を彫ったり、透かしたり、他の金属をはめ込んだりする金工の技術。古墳時代に大陸から伝わり、装身具や武具、祭祀具などに広く用いられてきた。技法は、毛彫り、透彫り、高肉彫り、魚々子(ななこ)、象嵌(ぞうがん)などに大別される。
江戸時代には、刀剣の小柄(こづか)・笄(こうがい)・目貫(めぬき)からなる三所物(みところもの)に代表される精緻な装飾技術が完成した。近代には西欧向けの花瓶などの装飾技法として発展し、現在ではジュエリー制作にもその技法が生かされている。
職人について
高岡短期大学で彫金を学ぶかたわら、高岡銅器の職人である北光生氏(現代の名工)、佐野宏行氏(伝統工芸士)からも教えを受けた。その後、上京して東京藝術大学大学院に進学して、彫金を専攻。その後、江戸の金工柳川派の江戸彫金・桂盛仁(重要無形文化財保持者)に師事し、打ち出しの技術を修得した。器物やアクセサリーなどを手掛けるほか、室町時代に生まれた木目金(もくめがね)の技法など、現代では失われてしまった技の再現にも努めている。
過去の実績
- 令和2年度 荒川区登録無形文化財保持者に認定
お問い合わせ
- 所在地 荒川区西日暮里1-61-16 尚呼
- 時間 午前10時30分~午後6時(不定休)
- 電話 03-6806-8131
- ファクス 03-6806-8131
- ホームページ等 http://www.metalhearts.net/